ドール服は何から増やす?少ない服でも着回せるブライスクローゼットの作り方

こんにちは。Sugar & Salt編集部のことりです。
Tシャツが一枚完成した。次はスカートも作ってみた。
少しずつドール服が増えてくると、今度は「次は何を作ろう?」と迷うことがあります。
かわいいと思った服を一着ずつ増やしていくのも楽しいのですが、少ない服からたくさん着回したいなら、実は増やす順番があります。
今回は、ブライスの小さなクローゼットを「単品の服の集まり」から「組み合わせて遊べるワードローブ」へ育てていく考え方をご紹介します。
最初はトップス1枚+ボトムス2枚から考えよう

たくさん作らなくても、着回しは始められます。
まず用意したいのは、シンプルなトップス1枚と、シルエットの違うボトムス2枚です。同じトップスでも下を変えるだけで、コーデの印象を大きく変えられます。
最初のトップスは無地が使いやすい
白、アイボリー、グレージュなどの無地トップスは、柄物にも無地にも合わせやすいアイテムです。
特にシンプルなTシャツやブラウスなら、スカートと合わせてもパンツと合わせても印象を邪魔しません。
最初の一枚は「これだけで目立つ服」より、「何とでも合わせられる服」を選ぶと着回しの土台になります。
ボトムスは形の違う2種類にする
たとえば、デニムパンツとフレアスカート。
同じ白Tシャツでも、デニムならカジュアルに、くすみピンクのスカートなら少し可愛らしく見えます。
色違いのスカートを2枚作るより、パンツとスカートのようにシルエットを変えた方が、少ない枚数でもコーデの変化を感じやすくなります。
トップス1枚でも2コーデになる
トップス1枚+ボトムス2枚なら、服は合計3着です。
それでも上下を組み合わせれば、すでに2つのコーデが完成します。
最初から10着作ろうとせず、まず「一枚増えたら何通り増える?」と考えると、次に作る服を選びやすくなります。
ことりメモ:私は「次にかわいい服は何かな?」だけでなく、「今ある服の中で、この一着は何人と仲良くなれるかな?」と考えるのが好きです。3着しかなくても、組み合わせられた瞬間からクローゼットになります。
次は2枚目のトップスを「違う形」で増やそう

ボトムスが2種類できたら、次はトップスを増やします。
このときも色違いを増やすだけでなく、最初のトップスとはシルエットを変えると着回しの幅が広がります。
Tシャツの次ならブラウス
最初がシンプルなTシャツなら、2枚目はブラウスにしてみます。
同じデニムでも、Tシャツなら休日らしく、ブラウスなら少しきれいめに見せることができます。
ボトムスを新しく作らなくても、トップスを一枚追加するだけで既存の2枚をもう一度楽しめます。
袖の形を変えるだけでも印象が変わる
半袖、長袖、パフ袖、フリル袖など、袖は小さなパーツですが全身の印象を変えます。
ブライスサイズでは袖丈が3〜5mm変わるだけでも、腕の見える量やトップス全体の重さが変わります。
同じ身頃をベースに袖だけアレンジする方法も、ワードローブを増やすときに使いやすい考え方です。
4着で4通りの上下コーデになる
トップス2枚とボトムス2枚がそろうと、基本の上下コーデは4通りになります。
Tシャツ+デニム、Tシャツ+スカート、ブラウス+デニム、ブラウス+スカート。
一着増えるたびに「その服だけ」が増えるのではなく、今までの服との新しい組み合わせも増えていきます。
5着目はワンピースより3枚目のボトムスも面白い

トップス2枚、ボトムス2枚までそろったら、ワンピースを作りたくなるかもしれません。
もちろんワンピースも素敵ですが、「着回しを増やす」という目的なら、3枚目のボトムスを追加する方法もあります。
今までにないシルエットを選ぶ
すでにデニムとフレアスカートがあるなら、3枚目はタイトスカートやショートパンツなど、違う線を持つアイテムを選びます。
似た形を増やすより、一目で違いが分かるシルエットを増やす方がコーデの幅を感じやすくなります。
柄物を一枚入れてみる
基本の服が無地中心なら、ここで小花柄や細かなチェックを入れるのもおすすめです。
ブライス服では柄の縮尺が大切なので、5〜10mm程度の範囲にどのくらい柄が入るかを確認します。
小さな柄なら、シンプルなトップスとも合わせやすくなります。
トップス2枚×ボトムス3枚なら6通り
服はまだ5着ですが、上下の基本的な組み合わせは6通りになります。
ここまでくると、少しずつ「今日はどれを着せよう?」と選べるクローゼットらしさが出てきます。
服の枚数ではなく、組み合わせの数を見るのがポイントです。
ワンピースは着回しより「一着で完成する服」として加える

上下の基本アイテムがそろってきたら、ワンピースを加えてみましょう。
ワンピースはトップスとボトムスのように組み合わせる服ではありませんが、一着で世界観を変えられる存在です。
一枚でコーデが完成する
今日は組み合わせを考えず、すぐ着せ替えたい。
そんな日には、一着で完成するワンピースが便利です。
上下を組み合わせるリアルクローズとは違う楽しさがクローゼットに加わります。
トップスの原型から派生させることもできる
ドール服の型紙作りでは、トップスの身頃を長くしたり、ウエストからスカートをつなげたりしてワンピースへ展開する方法があります。
すでに気に入った身頃があるなら、まったく別の服を一から考えなくても、新しいアイテムへ発展させられます。
同じ肩幅や襟ぐりを使うことで、ワードローブ全体にも共通した雰囲気が生まれます。
羽織りを追加すればワンピースも着回せる
そのまま着るだけだったワンピースも、あとからカーディガンやジャケットが増えると別のコーデになります。
今すぐ着回せなくても、将来追加するアイテムによって役割が増える服もあります。
クローゼットは完成させるものではなく、少しずつ育てるものと考えると楽しみが続きます。
6〜7着目からは「足りない服」を探して増やそう

服が5〜6着ほど集まってくると、次に欲しいものをゼロから考えなくてもよくなります。
今ある服を並べると、クローゼットの中に「足りないもの」が見えるようになるからです。
トップスとボトムスの枚数を見る
スカートが4枚あるのにトップスが1枚なら、次にスカートを増やすよりトップスを作った方が着回しは増えます。
反対にトップスばかりなら、違う形のボトムスを追加します。
「今作りたいもの」と「今ある服を活かせるもの」の両方を見ると、次の一着を決めやすくなります。
色の偏りを見る
写真やラックで服を並べると、色の偏りも分かります。
くすみピンクばかりなら、アイボリーやスモーキーブルーを一着入れる。白が多ければ、小花柄を追加する。
好きな世界観は保ちながら、少し違う色を入れると組み合わせが広がります。
季節の不足を見る
半袖ばかりなら長袖、軽いスカートばかりなら秋色パンツなど、季節の不足から考える方法もあります。
ただしブライス服では、本当に厚手にする必要はありません。
薄手生地でも色や柄、袖丈を変えることで季節感を加えられます。
ことりメモ:服が増えてきたら、次の商品アイデアはクローゼットの中にあります。「何を作ろう?」ではなく「この子、今何が足りない?」と眺めてみると、意外とすぐ見つかります。
小物は服を増やさずコーデを変えられる

トップスやボトムスがある程度そろったら、小物を加えるのもおすすめです。
服をもう一着縫わなくても、帽子や靴下などを変えるだけで同じコーデの雰囲気を変えられます。
靴下は数mmの違いでも印象が変わる
くるぶし丈、少し長め、膝下丈など、靴下は小さなアイテムですが全身バランスへ影響します。
ブライスでは脚の見える範囲が数mm変わるだけでも、カジュアル、クラシカル、ガーリーなど印象が変わります。
端切れや少量のレースで作れるものなら、生地を無駄なく使う方法にもなります。
ベレー帽なら季節感を足せる
白Tシャツ+デニムというシンプルなコーデも、ベレー帽を加えると少し秋らしくなります。
服本体を作り直さなくても、小物で季節やシーンを変えることができます。
同じ服を長く楽しむためにも、小物は便利な存在です。
バッグはコーデの物語を作る
小さなバッグを持たせるだけで、「これからお出かけするのかな?」とコーデに場面が生まれます。
カフェ、散歩、買い物、旅行など、同じ服でも小物によって違うシーンを想像できます。
これは撮影やLOOKBOOKへつなげるときにも使いやすい考え方です。
10着そろったらLOOKBOOKで組み合わせを見える化しよう

一着ずつ作ってきた服が10着ほど集まったら、一度まとめて眺めてみましょう。
単品で見ていた服も、並べてみると「このブラウスはあのパンツにも合う」と新しい組み合わせが見つかります。
10着を一度ラックへ並べる
トップス、ボトムス、ワンピース、小物を一度まとめて並べます。
色、丈、シルエットを一覧で見ると、単品では気づかなかった組み合わせが見つかります。
写真に撮っておけば、次に作る服を考える資料にもなります。
同じトップスで3コーデ作ってみる
たとえば白いTシャツを一枚選び、デニム、スカート、ショートパンツと順番に合わせます。
一着の型紙からどのくらい着回せるのかが、目で見て分かるようになります。
型紙を選ぶ側にとっても、「この服を作ったら何と合わせられる?」が想像しやすくなります。
シーンごとにまとめれば小さなLOOKBOOKになる
休日の散歩、カフェ、少しきれいめなお出かけなど、同じ10着でもシーンごとに組み直すことができます。
一着の完成写真だけでなく、複数の服がつながって見えると、クローゼットそのものが一つの世界になります。
少しずつ作ってきた服がLOOKBOOKとして形になるのも、ワードローブを育てる楽しさの一つです。
次に作る服は「今ある服と何通り合わせられるか」で選んでみよう

新しい服を作るとき、かわいいかどうかはもちろん大切です。
そこへもう一つ、「今持っている服と何通り合わせられる?」という視点を加えると、クローゼット全体がつながり始めます。
3着以上と合わせられるか考える
新しいトップスを考えたら、手持ちのデニム、スカート、ショートパンツに合わせられるか想像します。
3種類ほど合わせられるなら、その一着を追加したときに複数の新しいコーデが生まれます。
着回しやすい基本服を増やすときの判断基準になります。
主役服と基本服を両方持つ
全部を着回し優先にする必要はありません。
小花柄のワンピースやフリルたっぷりのブラウスなど、「この一着を作りたい!」という主役服もクローゼットには必要です。
白Tシャツやデニムのような基本服があるからこそ、主役服もより楽しみやすくなります。
一着ずつ世界観をつなげていく
色、素材、シルエットに少し共通点を持たせると、別々に作った服も一つのブランドのように見えてきます。
アイボリー、ベージュ、くすみピンクなど基準になる色を決めたり、トップスの肩幅や丈感に共通した雰囲気を持たせたりする方法があります。
一着の型紙を作ることと、クローゼット全体を作ることが少しずつつながっていきます。
まとめ|ドール服は枚数より「組み合わせ」を増やそう

ブライスの服を増やすとき、最初からたくさん作る必要はありません。
まずはトップス1枚+形の違うボトムス2枚。次に違う形のトップスを一枚追加する。
それだけでも、3着から2コーデ、4着から4コーデへと組み合わせが増えていきます。
服が増えてきたら、足りないアイテムを探す。小物を足す。10着ほど集まったら、全部を並べてLOOKBOOKのように着回してみる。
一着ずつ完成させていくうちに、いつの間にか「服の集まり」ではなく、自分だけのブライスクローゼットができていきます。
次に作る一着は、今ある服と新しく仲良くなれる一着。そんなふうに選ぶと、ドール服作りはもっと長く楽しめます。
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Sugar & Saltでは、ネオブライスのデフォルトボディに合わせたリアルクローズの型紙と作り方を制作しています。
Tシャツ、ブラウス、スカート、パンツなど、一つずつ作れる基本アイテムを増やしながら、単品でも組み合わせても楽しめるワードローブを目指しています。
少しずつ集めた型紙が、いつか一つの小さなクローゼットにつながる。そんなドール服作りをお届けしていきます。
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この記事を書いた人
ことり|Sugar & Salt編集部 編集長

新作発想、着回し、撮影、ワードローブ、LOOKBOOKなど、「作ったあとにどう楽しむ?」を考える企画担当。一着ずつ作ったドール服が、小さな世界へつながっていく楽しみをお届けします。
