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ドール服をおしゃれに撮るには?ブライスの服がきれいに見える写真の撮り方

こんにちは。Sugar & Salt編集部のことりです。

ドール服が完成して、ブライスに着せた瞬間は「かわいい!」と思ったのに、スマホで撮ってみるとなぜか少し違って見える。

服が暗く見えたり、頭だけが大きく写ったり、背景の生活用品が気になったり。

でも、ドール服の写真は特別なカメラや本格的な撮影セットがなくても、光・背景・距離を少し意識するだけで大きく変わります。

今回は、完成した一着を「作って終わり」にせず、ブライスに着せたときのシルエットや生地の質感まできれいに残す、ドール服の撮影方法を紹介します。

ドール服の撮影はまず自然光から始めよう

ドール服をきれいに撮るために、高価な照明を最初から用意する必要はありません。

まず使ってみたいのは、窓から入るやわらかな自然光です。生地本来の色や凹凸が見えやすく、初心者でも扱いやすい光です。

窓のすぐ横で撮ってみる

明るい時間帯に、ブライスを窓の近くへ置いて撮影してみましょう。

窓を正面にするより、少し横から光が入る位置にすると、ブラウスのギャザーやスカートのひだなどに柔らかな影ができます。

真上から強く照らす照明より、生地の立体感が分かりやすくなることがあります。

直射日光が強いときは場所を少し離す

晴れた日の直射日光では、白い服の一部分だけが明るく飛んだり、ブライスの顔に強い影が入ったりすることがあります。

その場合は、窓から少し離れる、レースカーテン越しにするなど、光をやわらかくします。

アイボリー、白、淡いピンクなど明るい生地ほど、強すぎる光では細かな縫い目や質感が見えにくくなることがあります。

室内照明と自然光を混ぜすぎない

窓から青みのある光が入り、室内の電球から黄色い光が当たると、同じ白いブラウスでも場所によって色が違って写ることがあります。

日中に十分な明るさがあるなら、一度室内照明を消して撮影してみます。

販売用の写真では、実物の生地色と写真の色が大きく違わないことも大切です。

ことりメモ:「写真をきれいにする=ライトを増やす」と思いがちですが、最初は窓辺だけでも十分です。まず服の色が肉眼に近く見える場所を探してみると、ぐっと撮りやすくなります。

背景は服より目立たせないのが基本

かわいい背景を用意したのに、写真を見ると肝心のドール服より小物の方が目立っている。

ドール撮影ではよく起こることです。背景は世界観を作る大切な要素ですが、商品やコーデを見せたい写真では主役とのバランスを考えます。

最初は無地に近い背景で撮る

撮影に慣れるまでは、白、アイボリー、ベージュ、淡いグレーなど、主張の少ない背景が使いやすいです。

大きな紙、無地の布、壁などでも撮影できます。

背景をシンプルにすると、袖の形、スカート丈、ウエスト位置など、数mm単位で作られたドール服のシルエットが見えやすくなります。

柄物の服では背景の柄を減らす

小花柄のワンピースに花柄の壁、チェックのスカートに格子柄の床を合わせると、情報量が多くなることがあります。

特にブライス服では柄そのものが小さいため、背景に強い模様があると生地の柄が埋もれやすくなります。

柄の服を主役にする日は背景をシンプルにする、と決めるだけでも写真が整理されます。

小物は一度減らしてから足す

椅子、花、本、バッグ、カップなど、ドールサイズの小物はたくさん置きたくなります。

でも最初から全部並べず、ブライスと背景だけで一枚撮ってみます。

そこから「ここが少し寂しい」と感じる場所へ一つだけ足すと、服が主役のまま世界観を作りやすくなります。

ブライスの全身を撮るときはカメラの高さを意識しよう

ブライスは頭が大きく、脚が細い独特のバランスを持っています。

そのため、スマホの位置が少し変わるだけでも、服の見え方や脚の長さが大きく変わります。

上から撮りすぎると下半身が小さく見える

立っているブライスを人間の目線の高さからそのまま撮ると、カメラがドールより高い位置になります。

すると頭が手前に大きく写り、ボトムスや靴が小さく見えることがあります。

全身コーデを見せたいときは、スマホをドールの胸〜ウエスト付近まで下げて撮り比べてみると、服のバランスが変わります。

真正面だけでなく少し角度をつける

商品説明には正面写真が必要ですが、LOOKBOOKやInstagramでは少し体を斜めにすると服に立体感が出ます。

袖のボリュームやスカートの広がりも、正面だけでは分かりにくいことがあります。

正面・斜め・横を撮っておくと、あとから一番シルエットが伝わる写真を選べます。

足元まで入れてコーデ全体を見る

トップスだけを撮るつもりでも、全身写真を一枚残しておくのがおすすめです。

トップス丈とスカートのウエスト位置、パンツ丈と靴下の見える幅など、上下のバランスが確認できます。

数mmの丈違いでも印象が変わるブライス服では、全身写真が次の商品作りの資料にもなります。

ドール服の商品写真は「かわいい写真」と役割を分けよう

Instagramで目を引く写真と、型紙や商品の内容を確認する写真では、必要な情報が少し違います。

一枚ですべて伝えようとせず、「商品を確認する写真」と「世界観を楽しむ写真」に分けると撮影しやすくなります。

商品写真はシルエットが分かることを優先する

型紙商品なら、完成したときにどんな形になるのかが分かる写真が大切です。

袖丈、着丈、ウエスト位置、裾の広がりなどが確認できるよう、体の一部を小物で隠しすぎないようにします。

フリルや襟など特徴的な部分も、形が分かる角度から残します。

後ろ姿も一枚撮っておく

ブライス服では、後ろ開きや面ファスナーなどがある商品も多くあります。

前だけでなく後ろ姿も掲載すると、購入前に構造を想像しやすくなります。

販売用でなくても、自分の縫製やフィット感を確認する資料として役立ちます。

世界観写真は自由に遊んでいい

必要な商品写真を撮ったあとなら、次は自由です。

カフェのテーブル、朝のベッドルーム、散歩道、小さなアトリエなど、その服を着たブライスがどんな一日を過ごしているか想像してみます。

ここからSugar & SaltらしいLOOKBOOKの世界が少しずつ生まれていきます。

服の色と背景色を合わせると写真がまとまりやすい

背景を毎回同じ色にする必要はありません。

ただし、服と背景の色がぶつからないようにすると、簡単なセットでも写真全体に統一感が出ます。

淡い服には少しだけ差のある背景を使う

白いブラウスを真っ白な背景で撮ると、袖や襟の輪郭が見えにくくなることがあります。

そんなときは、アイボリーの服にはベージュ、白い服には薄いグレーなど、わずかに明度差をつけます。

大きな色差をつけなくても、輪郭が少し見えやすくなります。

くすみカラーは近い色を重ねてもまとまりやすい

くすみピンク、ベージュ、アイボリー、淡いブルーなどは、同じくらいの柔らかさを持つ色同士を合わせると落ち着いた写真になります。

たとえば、くすみピンクのスカートにアイボリーの壁と木製家具を合わせると、服の色を残しながら背景となじませやすくなります。

Sugar & Saltのようなリアルクローズでは、強い色をたくさん入れるより、素材やシルエットを見せる背景が使いやすいでしょう。

差し色は一か所から始める

写真が少し寂しく見えるときは、小さな花や本などで差し色を一つ入れます。

ピンクの服なら淡いグリーン、ブルーの服なら生成りの小物など、服と競合しない色を選びます。

色を足すほどおしゃれになるわけではないので、最初は一色だけで十分です。

ことりメモ:撮影セットを考えるときは、「何を置こう?」より先に「今日、一番見せたいのはどこ?」を決めるのがおすすめ。スカートの柄を見せたいなら、背景は静かなくらいがちょうどいいこともあります。

生地の質感を見せたいときは少し近づいて撮ろう

全身写真だけでは、生地の細かな魅力まで伝わらないことがあります。

ダブルガーゼの凹凸、デニムの織り、レースの細かな模様などは、少し寄った写真も一緒に残します。

胸元やウエストを部分的に撮る

ブラウスなら襟や袖、スカートならウエストや裾など、その服らしさが出ている場所へ近づきます。

ブライス服はパーツが小さいため、全身写真では5mmほどのフリルや細いレースがほとんど見えない場合があります。

ディテール写真が一枚あるだけでも、服の作りが伝わりやすくなります。

生地へ斜めから光を当てる

ダブルガーゼやリネンのように表面へ凹凸がある生地は、真正面から均一に光を当てると平らに見えることがあります。

窓を横にして斜めから光が入る位置にすると、小さな影ができて質感が見えやすくなります。

同じアイボリーでも、素材の違いを伝えたいときに使える撮り方です。

スマホを近づけすぎない

細部を撮ろうとしてスマホを極端に近づけると、服の一部分が大きくゆがんで写ることがあります。

少し離れた位置から撮り、必要ならあとでトリミングする方法もあります。

特に襟や袖など左右対称のパーツを撮る場合は、ゆがみが少ない方が形を確認しやすくなります。

同じ服を3種類撮っておくと使い回しやすい

毎回たくさんの写真を撮る必要はありません。

まずは一着につき「全身」「ディテール」「世界観」の3種類を基本にすると、商品ページからSNSまで使いやすくなります。

全身写真は服全体を記録する

全身写真では、頭から足元まで入れ、服の丈や上下のバランスが分かるようにします。

これは商品紹介だけでなく、自分の型紙やシルエットの記録としても使えます。

同じトップスでボトムスを変えたときの比較にも便利です。

ディテール写真は作りを残す

襟、袖、レース、ステッチ、ポケットなど、特徴的な部分を近くから撮ります。

あとで新しい商品を考えるとき、「この袖はもう少し短くしたい」など比較材料にもなります。

制作した一着を、自分だけの資料として蓄積できます。

世界観写真はその服の物語を作る

最後は、服そのものだけでなく「この服を着てどこへ行く?」を考えて撮ります。

朝の散歩なら小さなバッグ、カフェならカップ、本を読む日なら椅子と本。

商品からコーデへ、コーデから物語へ広げることで、一着のドール服を長く楽しめます。

撮った写真を残すと次の商品作りにも役立つ

撮影は、SNSへ投稿するためだけの作業ではありません。

完成服を同じような条件で撮って残しておくと、次の型紙やワードローブを考える資料になります。

丈の違いを写真で比較できる

スカート丈を5mm短くした、トップス丈を3mm伸ばした、といった違いは、作っている最中には判断しにくいことがあります。

同じ角度で撮影して並べると、数mmの差がコーデ全体へどう影響したか確認できます。

型紙アレンジを増やしていくときにも役立ちます。

持っているアイテムの偏りが見える

完成写真を並べると、「白いトップスが多い」「スカートばかりでパンツが少ない」といったワードローブの偏りが見えてきます。

次に何を作るか迷ったとき、写真を一覧にするだけで不足しているアイテムを考えやすくなります。

商品企画にもつながる使い方です。

LOOKBOOKへ育てていける

一着ずつ残した写真が増えてきたら、季節やテーマごとにまとめることもできます。

「Sunday Morning」「Cafe Time」「Weekend Trip」のようにシーン別に整理すると、単品の型紙が一つのワードローブとして見えるようになります。

一枚の写真が、あとからLOOKBOOKの一ページになるかもしれません。

まとめ|完成したドール服を写真でも楽しもう

ドール服の撮影で大切なのは、本格的な撮影機材をそろえることではありません。

窓からの自然光を使う。背景を少しシンプルにする。ドールと同じくらいの高さまでスマホを下げる。

それだけでも、服の色やシルエットは見えやすくなります。

そして一着につき、全身・ディテール・世界観の3種類を撮っておけば、商品紹介、SNS、制作記録、LOOKBOOKとさまざまな形で使えます。

型紙から作った小さな一着は、完成した瞬間だけがゴールではありません。

着せて、撮って、コーデを変えて、また眺める。写真に残すことも、ドール服を楽しむ時間の一つです。

Sugar & Saltからのお知らせ

Sugar & Saltでは、ネオブライスのデフォルトボディに合わせたリアルクローズの型紙と作り方を制作しています。

一着だけで完結する服ではなく、トップス、ボトムス、小物を少しずつ組み合わせながら、自分だけのブライスクローゼットを育てられる型紙を目指しています。

完成した服は、ぜひ着せ替えたり写真に残したりしながら、その一着から広がる時間まで楽しんでください。

公式LINE・メンバーシップのご案内

Sugar & Salt公式LINEでは、新作型紙、ブログ、ドール服作りに関するお知らせをお届けしています。

メンバーシップ「Sugar & Salt Atelier」では、作る工程だけでなく、完成後の着回しや撮影、ワードローブの増やし方まで、一着を長く楽しめるアトリエを目指しています。

作るところから、その服を着たブライスの物語まで。小さなリアルクローズの世界を一緒に広げていきます。

この記事を書いた人

ことり|Sugar & Salt編集部 編集長

新作発想、着回し、撮影、LOOKBOOKなど、「作ったあとにどう楽しむ?」を考える企画担当。一着のドール服から広がるコーディネートや小さな物語をお届けします。

この記事の著者

Shiori

1987年生まれ。ブライスサイズのドール服を作るのが好き❤️オリジナルの型紙を作ったり作る事を教えるのは好きだが機械音痴な為更新はノロノロ

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