Sugar & Salt編集会議をのぞき見|最近のファッションと次に作りたいブライス服の話
こんにちは。Sugar & Salt編集長のことりです。
今日は、いつもの「ブライス服の作り方」や「生地の選び方」とはちょっと違う回です。
実はSugar & Saltでは、新しい服や記事のアイデアを考えるとき、「最近こんな服かわいくない?」「これブライスで作ったらどうなるかな?」と、かなり自由に話しています。
そこで今回は、その編集会議をそのまま公開してみることにしました。
参加するのは、新作やコーデを見るとすぐ作りたくなることり、生地と仕立てを冷静に観察するすみれ、そして「それ、初心者さんでも作れるかな?」といつも現実的なところへ戻してくれるこはる。
最近のファッションのこと、小さなバッグやスカーフのこと、そして「Sugar & Saltで次に何を作りたい?」まで。今日は少しだけ、会議室の扉を開けておきます。
最近のファッション、ブライスにしたら絶対かわいいものは?
最初の議題は、最近気になっているファッション。2026年は、ベーシックな服に少しだけ大胆なシルエットや色、素材感を加えるスタイルが目立っています。人間服のトレンドをそのまま小さくするのではなく、「ブライスサイズならどこを残す?」と考えてみます。
ボリュームパンツ、ブライスでやったらどうなる?
ことり:最近、ちょっと丸みのあるパンツが気になるんだよね。ぴったりしたパンツじゃなくて、腰からふわっとして裾で少し細くなる感じ。
すみれ:バルーン系のシルエットですね。人間服ではかなりボリュームがあっても成立しますが、ブライスは脚が細いので、同じ分量で作ると布に着られているように見えそうです。
こはる:初心者さんが作るなら、ギャザーをたくさん入れる形より、脇線やタックで少し丸みを出す方が縫いやすそうですね。
ことり:いい!白い短めブラウスに、ベージュのゆるいパンツ。そこに小さいバレエシューズとか合わせたい。
すみれ:その場合は生地も重要ですね。厚いツイルより、薄手で少し落ち感のある素材なら、ブライスサイズでもボリュームが硬くなりにくそうです。
ペプラムがまた気になるという話
ことり:あとね、ペプラム。Sugar & Saltにも相性いいと思うんだよね。
こはる:ウエストから少し広がる形なら、ブライスにも分かりやすくかわいいですよね。でもフリルが細かすぎると初心者さんは大変そう。
すみれ:今っぽくするなら、細かなフリルをたくさん入れるより、切り替えから一枚でふわっと形が出るくらいの方がよさそうです。生地のハリだけで少し立体感を作る。
ことり:そうそう。甘すぎるペプラムじゃなくて、白とか黒とかアイボリーで、パンツと合わせられる感じ。
こはる:それなら「かわいい服」というより、普通に人間が着ていそうなリアルクローズになりますね。
秋に向けてチェック柄もやっぱり気になる
ことり:秋になるとチェック着せたくならない?
すみれ:なります。でも私はチェックを見ると、まずマス目の大きさを見てしまいます。
ことり:さすがすみれ(笑)。
すみれ:ブライスのスカートにしたとき、前幅の中へ何マス入るのか。そこを見ないと、人間用では細かなチェックでもドール服ではかなり大柄になります。
こはる:チェックのスカートなら形自体はシンプルでもかわいいから、初心者さんにも作りやすそうです。
ことり:ローファーかバレエシューズに靴下。上は白いブラウス。もうかわいい。
編集部メモ:ことりが「かわいい!」と言い、すみれが生地の厚みを確認し、こはるが作れる工程まで戻す。だいたいSugar & Saltの企画は、この流れで少しずつ現実になっていきます。
服より先に小物を作ってコーデを変えるのも楽しそう
話題は服から小物へ。リアルクローズでは、同じトップスとボトムでもバッグやスカーフ、靴が変わるだけで「今日はどこへ行くの?」という場面まで変わります。ドール服の型紙を増やすだけでなく、小さなファッション小物を少しずつ増やすのもSugar & Saltらしい楽しみ方になりそうです。
小さなスカーフって絶対かわいいよね
ことり:最近スカーフ使いがかわいくて。ブライスにも小さいスカーフ欲しい。
すみれ:首に巻くなら、生地選びはかなり薄くしたいですね。普通のコットンだと、何回か折っただけで首まわりが大きくなります。
こはる:でも四角く切って端処理するだけの形から始められるなら、小物作りの入口としては楽しそう。
ことり:首だけじゃなくて、バッグに結んだり、頭に巻いたりしたい。
すみれ:柄もかなり小さいものが必要ですね。大きなスカーフ柄をそのまま縮小せず使うと、一辺の中に柄の一部分しか入りません。
ことり:逆に、それを利用して一枚ずつ柄の出方が違うのもかわいいかも。
ブローチなら服を作らなくても印象を変えられる
ことり:ブローチも気になる。シンプルなジャケットに小さいモチーフをひとつ付けるの。
こはる:いいですね。毎回新しい服を作らなくても、同じジャケットを変えられる。
すみれ:ドールの場合、実際にピンを刺す形は生地を傷めたり、金具が大きすぎたりする可能性があります。縫い付けタイプや軽いモチーフの方が扱いやすいかもしれません。
ことり:パールっぽいもの、小さい花、イニシャルみたいなもの……集めたくなる。
こはる:それ、服より先に収納ケースが必要になりそうです(笑)。
バッグは小さいほど難しいのか問題
ことり:バッグも作りたい。ちゃんと開くやつ。
こはる:いきなり難易度上がりましたね(笑)。
すみれ:小さいバッグは、生地というより厚みとの戦いになりそうです。表地、裏地、持ち手、縫い代が数cmの中へ全部集まります。
ことり:でも、ちゃんと小さい財布とか本とか入るバッグ、かわいくない?
こはる:最初は裏地なしのトートバッグなら作れそうです。その次にポケット、裏地、ファスナーって少しずつレベルアップするのも楽しそう。
すみれ:それなら素材比較もできますね。帆布風、薄手デニム、合皮風など、同じ型紙でもかなり印象が変わりそうです。
靴と靴下まで揃うと「本当に出かけそう」になる
リアルクローズを考えていると、最後に気になってくるのが足元です。2026年はバレエフラットのような薄く軽いシューズも引き続き目立っています。ブライスでは靴そのものを作るハードルは上がりますが、靴下や足元の色合わせならすぐにコーデへ取り入れられます。
バレエシューズに靴下を合わせたい
ことり:さっきからずっと言ってるけど、バレエシューズかわいい。
こはる:今日はかなり推しますね。
ことり:黒いバレエシューズに白い靴下、チェックのスカート。ちょっとフレンチっぽくしたい。
すみれ:靴下は厚みも重要ですね。靴がジャストサイズの場合、厚いニット生地でソックスを作ると足が入らなくなる可能性があります。
こはる:薄手ソックスなら、服よりパーツも少ないので初心者さんにも楽しめますね。
秋ならローファーとチェックも捨てがたい
ことり:秋はローファーもいいなあ。
すみれ:チェックのスカート、薄手ニット、ローファー。かなり人間の秋服らしい組み合わせですね。
こはる:そこにコートまで作り始めたら、また冬の企画会議が始まりそう。
ことり:始めようよ。
すみれ:まだ夏の会議です。
足元から次に作る服を決めてもいい
ことり:でもさ、「この靴に合う服を作ろう」っていう順番もありだよね。
こはる:いいと思います。服から考えると難しいとき、小物ひとつをスタート地点にするとコーデを想像しやすいですよね。
すみれ:色の基準にもなります。黒い靴なら服のどこかにも黒を少量入れる、茶色ならベージュや生成りにつなぐ。小物が全体の配色を決めることもあります。
ことり:「次に作る服を決める会議」のはずが、靴から始まるのもSugar & Saltっぽい気がする。
最近気になる色をSugar & Saltに入れるなら?
2026年秋冬のコレクションでは、ロイヤルパープル、鮮やかな赤、エレクトリックブルー、バターイエロー、ピーチ、バーガンディなど、存在感のある色も目立っています。Sugar & Saltのベージュ・アイボリー・淡いピンクの世界へ全部を入れる必要はありませんが、小さな差し色として取り入れると新しい表情が生まれそうです。
ことりはやっぱり黄色が気になる
ことり:私はバターっぽい黄色が好き。真っ黄色じゃなくて、少しクリームがかった色。
すみれ:アイボリーやベージュともつながりやすいですね。カーディガンや靴下なら差し色として使いやすそうです。
こはる:小さなバッグだけ黄色、というのも初心者さんが取り入れやすそう。
ことり:黄色いミニバッグ……作りたいもの増えた。
すみれはラベンダーより少し深い紫
すみれ:私は淡いラベンダーも好きですが、秋なら少し深い紫が気になります。
ことり:珍しい!すみれが強い色を選んだ。
すみれ:全面ではなく、細いカーディガンやバッグ、チェック柄の一色として入れるくらいです。
こはる:それならSugar & Saltの淡い色の中にもなじみそうですね。
すみれ:強い色は面積を小さくすると扱いやすいです。ブライス服では、数cmのパーツでも十分なアクセントになりますから。
こはるは服よりまず小物で試したい
こはる:私は新しい色なら、最初は靴下とかバッグとかベレー帽で試したいです。
ことり:こはるらしい(笑)。
こはる:だって、いきなり鮮やかな色で難しいジャケットを作って「思っていたのと違った」ってなるより、小さいアイテムならコーデを見ながら試せますよね。
すみれ:生地の色移りを確認する意味でも、小さな範囲から試す考え方はいいと思います。
編集部メモ:流行をそのまま全部入れるのではなく、Sugar & Saltらしい色やサイズへ一度翻訳してみる。最近のファッションを見る時間は、新作をそのまま真似するためではなく「次のアイデアの種」を探す時間なのかもしれません。
結局、次にSugar & Saltで作りたいものは?
たくさん寄り道したところで、ようやく今日の会議の本題へ戻ります。最近のファッション、小物、色、生地の話をしたあと、3人が今いちばん作ってみたいものを挙げてもらいました。
ことりは「肩に掛けてもかわいいカーディガン」
ことり:私はカーディガン。普通に着せてもいいし、肩に掛けてもかわいいやつ。
すみれ:肩掛けまで考えるなら、かなり薄い素材が必要ですね。
こはる:袖付けがあるので初心者向けとしては少し先かもしれないけど、完成したら着回しはすごくできそう。
ことり:Tシャツ、ワンピース、ブラウス、全部に合わせたい。色違いも欲しい。
すみれは「素材で表情が変わる小さなバッグ」
すみれ:私はバッグですね。同じ形をコットン、薄手デニム、少し光沢のある素材で比較してみたいです。
ことり:研究ありき(笑)。でもそれ絶対かわいい。
こはる:最初はシンプルなトート型なら、服より気軽に作れそうですね。
すみれ:持ち手の幅が1mm変わるだけでも印象が変わりそうなので、そのあたりも見てみたいです。
こはるは「一番最初に作れる小物セット」
こはる:私は、ベレー帽とか簡単なバッグとか靴下とか、「服はまだちょっと怖い」という人でも作れる小物がいくつかあるといいなと思います。
ことり:小物だけでコーデを変えられるセット?
こはる:そうです。同じ白ブラウスとデニムでも、帽子とバッグが変われば別の日みたいに見えるので。
すみれ:小さな作品なら、いろいろな素材を試す練習にもなりますね。
ことり:……今日の会議、普通に新作候補がいっぱい出たね。
こはる:会議としてちゃんと着地しました(笑)。
まとめ|Sugar & Saltの編集会議はこんな感じです
今回はいつもの解説記事を少しお休みして、Sugar & Saltで新しい服や企画を考えるときの雑談を、そのまま編集会議としてお届けしました。
最近のファッションを見て、「かわいい」で終わらず、ブライスサイズならどのくらいのボリュームにする?どんな生地なら自然?初心者さんでも作れる?と3人で考えていく。
その途中で、最初には考えていなかったスカーフやバッグ、靴下のアイデアまで出てきました。
Sugar & Saltの新しい型紙も、もしかしたらこんな雑談の一言から始まるかもしれません。
また編集会議の扉を開ける日があったら、今度は「秋冬のワードローブ」「小さなバッグ会議」「もしSugar & Saltに5階建てのショップがあったら?」なんて話もしてみたいですね。
Sugar & Saltからのお知らせ
Sugar & Saltでは、ブライスの日常に自然になじむリアルクローズをテーマに、型紙と作り方を少しずつ増やしています。
完成した服だけでなく、「次は何を作ろう」「この生地かわいい」「この組み合わせどうかな」と考えている時間まで楽しめるブランドでありたいと思っています。
今回の編集会議から生まれたアイデアも、いつか本当にSugar & Saltの小さなクローゼットへ加わるかもしれません。
公式LINE・メンバーシップのご案内
Sugar & Salt公式LINEでは、新作型紙やドール服作りのお知らせをお届けしています。
メンバーシップでは、完成した作品を見るだけではなく、「この生地どう思う?」「次は何作る?」とアトリエで一緒に話しているように、作る途中の時間まで共有できる場所を目指しています。
毎日参加しなくても、読むだけの日があっても大丈夫。それぞれのペースで、ブライスの小さなクローゼットを一緒に育てていけたらうれしいです。
今日の編集会議メンバー
ことり|Sugar & Salt編集長
新作、コーデ、最近かわいいものを見つける担当。会議中にいちばん「これ作りたい!」と言う人。
すみれ|生地・素材研究担当
「かわいい」のあとに厚み、柄の縮尺、縫い代を考える担当。新しい素材を見ると試作品を作りたくなる人。
こはる|初心者サポート担当
盛り上がる2人へ「初心者さんはどう作る?」と聞く担当。完成までたどり着ける方法を探す人。

